東京大学大学院薬学系研究科
機能病態学教室

Neuropathology and Neuroscience

2023(R5)年度 機能形態学(1011126、2年生A1ターム)

日時:木曜3限 13時00分−14時45分
場所:講堂
講義レジュメ、レポート課題はITC-LMSにて配布

2023(R5)年度 病理学(1011159、2年生A2ターム)

日時:木曜3限 13時00分−14時45分
場所:講堂
とりまとめ:富田泰輔(taisuke{at}mol.f.u-tokyo.ac.jp)
講義レジュメはITC-LMSにて配布
レポート課題は必修課題1題と選択課題1題の計2題
必修課題
1. あなたが興味をもった疾患について、その病理学を中心に、臨床症状、病態生理、疫学、病因に関する最近の研究成果などについてまとめなさい(講義で触れなかったものでも良い、また治療法は含めなくて良い)。
その他レポート課題については講義最終日にITC-LMSにて配布
期限:2月中旬
提出先:ITC-LMS

機能病態学教室セミナー

2023年12月4日

Dr. Sisodiaはアミロイドβ前駆体タンパク質の代謝解析(Sisodia et al., Science 1990)を皮切りとして、家族性アルツハイマー病原因遺伝子プレセニリンの機能解析(Thinakaran et al., Neuron 1996)、家族性遺伝子変異に基づくアミロイド斑蓄積モデルマウスの確立(Borchelt et al., 1997)、更には環境因子が神経幹細胞やアミロイド斑蓄積に与える影響(Lazarov et al., Cell 2005)など、アルツハイマー病に関する分子病態研究において常に先駆的な研究を進めている、世界的に著名な研究者です。今回、シカゴ大学との戦略的パートナーシップに関連してご来日の際に最近精力的に解析されておられるマイクロバイオーム(腸内細菌叢)とアルツハイマー病病態に関わる研究成果を伺う機会を設けました。大学院生だけでなく、PI・若手研究者の方々の多数のご参集をお待ちしております。詳細はこちらです。

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東京大学大学院薬学系研究科 富田泰輔
tel 03-5841-4868 (内24868) email: taisuke{at}mol.f.u-tokyo.ac.jp

2023年9月8日

Dr. Ganはアルツハイマー病(AD)や前頭側頭型認知症(FTD)などの神経変性疾患における自然免疫とプロテオスタシスについて研究しています。これまでADにおけるエンドリソソーマル機能の異常とAβの分解系の関係や、FTDにおける異常なアセチル化とタウの分解・毒性との関連を報告しています。また、最近では、TREM2やcGAS−STING経路などの自然免疫システムの異常が神経変性疾患の進行にどのようにつながるかを明らかにするなど、老化や病気におけるミクログリアの病的機能について、世界的に著名な研究者です。今回、ご来日の際に最新の研究成果を伺う機会を設けました。大学院生だけでなく、PI・若手研究者の方々の多数のご参集をお待ちしております。詳細はこちらです。

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東京大学大学院薬学系研究科 富田泰輔
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2023年7月28日

Dr. Suzukiは当研究科博士課程においてシナプス接着分子neuroligin 1の神経活動依存的なタンパク分解とシナプス可塑性について研究を行い学位を取得しました。その後、慶應大学医学部生理学教室にてポスドクとして研究を行い、in vivo 2光子イメージングによるミクログリアの動態解析や、傷害を受けた神経回路を回復させる人工シナプス誘導分子(シナプスオーガナイザー)の開発を行いました。現在はMRC LMBに在籍し、神経細胞、グリア細胞、細胞外マトリックス間の相互作用を分子構造と機能の点から研究し、新たなメカニズムの解明から創薬につなげる研究を進めている、新進気鋭の研究者です。今回、ご来日の際に最新の研究成果を伺う機会を設けました。大学院生だけでなく、PI・若手研究者の方々の多数のご参集をお待ちしております。詳細はこちらです。

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東京大学大学院薬学系研究科 富田泰輔
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2023年3月14日

Mayo Clinic Jacksonvilleの兼清貴久博士はアルツハイマー病発症の遺伝的危険因子であるAPOEやその関連タンパク質LRP1、ABCA7の生理的・病的機能に関する研究で大きな成果を挙げられております。近年ではiPS細胞を用いた先駆的研究も進められており、アルツハイマー病基礎研究の世界的リーダーです。皆様のご来聴をお待ちしております。詳細はこちらです。

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2023年2月15日

戦略的パートナーシップ大学プロジェクトのサポートにより、Dr. Sisodiaのセミナーを開催します。Dr. Sisodiaはアルツハイマー病に関する分子病態研究において常に先駆的な研究を進めている、世界的に著名な研究者です。今回、ご来日の際に最近精力的に解析されておられるマイクロバイオーム(腸内細菌叢)とアルツハイマー病病態に関わる研究成果を伺う機会を設けました。詳細はこちらです。大学院生だけでなく、PI・若手研究者の方々の多数のご参集をお待ちしております。

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2020年12月8日

Dr. Li Ganはアルツハイマー病や前頭側頭葉変性症におけるミクログリアの病的機能についての研究を進めている最先端の研究者です。今回、第3回生命科学技術国際卓越講義としてオンライン講演をお願いしました。講演は学内、学外に限らずどなたでも参加できます。参加登録についてはこちらです(学内参加者はUTokyoアカウント認証を必要とします)。多数のご参集をお待ちしております。

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2020年11月18日

戦略的パートナーシップ大学プロジェクトのサポートにより、University of Cambridgeとのオンライン国際ワークショップを開催します。神経変性疾患の発症メカニズムに関する最新の知見や新しい治療法開発の可能性について、最先端の研究を進めている6名のシンポジストによる発表を予定しています。
Speakers
Dr. Peter St. George-Hyslop (CIMR)
“Physiological and pathological protein phase separation in neurons”
Dr. Tadafumi Hashimoto (UT)
“Neurotoxicty and interneuronal transmission of FUS protein”
Dr. Michel Goedert (LMB)
“Cryo-EM structures of amyloid filaments from human brain”
Dr. Airi Tarutani (UT)
“Template-dependent amplification of tau aggregates in cultured cells”
Dr. Kunimichi Suzuki (LMB)
“Building a new bridge a cross the synaptic cleft”
Dr. Yukiko Hori (UT)
“Development of photooxygenation technology towards therapeutic strategy against Alzheimer disease”
詳細はこちらです。参加登録は終了しましたが、必要であれば直接富田までご連絡ください。
多数のご参集をお待ちしております。

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2020年1月30日

二国間交流事業(日本学術振興会)のサポートにより進められてきたLithuanian University of Health Sciencesとの共同研究に関連して、Dr. Vilmante BorutaiteとDr. Ramune Morkunieneをお呼びして国際シンポジウムを開催します。
Keynote lecture
Dr. Takeshi Iwatsubo
"Very early treatment of Alzheimer's disease--to stop before symptoms begin"
Speakers
Dr. Sho Takatori
Dr. Taisuke Tomita
Dr. Vilmante Borutaite
Dr. Ramune Morkuniene
詳細はこちらです。多数のご参集をお待ちしております。

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2019年11月18日

緑色蛍光タンパク質(GFP)は生細胞で分子活性や細胞機能の可視化を可能とするバイオセンサーの開発へ応用されています。前迫真人博士はFRET(蛍光共鳴エネルギー移動)という分子イメージング技術を駆使し、アルツハイマー病に関わる分子活性や構造変化に興味を持ち研究を続けておられます。今回ご帰国の機会に最新の成果をうかがう機会を設けました。多数のご参集をお待ちしております。詳細はこちらです。

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2019年11月11日

安田涼平先生は1998年にPh.Dを取得後、Cold Spring Harbor Laboratory の Svoboda研究室でポスドクとなり、2005年にDuke大学のAssistant Professorに、そして、2012年にMax Planck Florida Institute の Scientific Directorになり、現在に至っています。安田先生は学習・記憶の基盤と考えられているシナプス可塑性を支える分子メカニズムの解明に取り組んできております。2光子励起を使ったイメージングや分子操作技術を発展させてきた世界の先駆者の一人です。今回ご帰国の機会に最新の成果をうかがう機会を設けました。多数のご参集をお待ちしております。詳細はこちらです。

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2019年3月15日

Dr. Andersonは自閉症やてんかんなどの精神疾患のモデルマウス作出とその分子細胞病態研究において世界的に著名な研究者です(Zhou et al. Nature Medicine (2009); Smith et al. Science TM (2011); Krishnan et al. Nature (2017))。今回、来日にあたり、最新の研究成果について伺う機会を設けました。大学院生だけでなく、PI・若手研究者の方々の多数のご参集をお待ちしております。

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2018年12月7日

Dr. Sisodiaはアミロイドβ前駆体タンパク質の代謝解析(Sisodia et al., Science 1990)、家族性アルツハイマー病原因遺伝子プレセニリンの機能解析(Thinakaran et al., Neuron 1996)、家族性遺伝子変異や環境因子がアミロイド斑蓄積に与える影響の解明(Borchelt et al., Neuron 1997; Lazarov et al., Cell 2005; Choi et al., Neuron 2008)など、アルツハイマー病に関する分子細胞病態研究において世界的に著名な研究者です。今回、マイクロバイオーム(腸内細菌叢)が中枢神経系におけるミクログリアの変化、そしてアミロイド蓄積病態に与える影響について、最新の研究成果について伺う機会を設けました。大学院生だけでなく、PI・若手研究者の方々の多数のご参集をお待ちしております。詳細はこちらです。

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東京大学大学院薬学系研究科 富田泰輔
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2018年10月26日

久永眞市先生は神経細胞に特異的に発現するサイクリン依存性キナーゼ5(Cdk5)の機能解析を長年続けておられる、日本のCdk5研究を牽引する研究者です。Cdk5は脳の形成、学習や記憶の基礎となるシナプス活動に関与する一方、ストレスや老化による神経細胞死の誘導にも関与し、脳における神経活動の様々な局面で活躍するユニークな酵素です。今回の講義では、先生が近年明らかにされたCdk5のメンブレン輸送に関する新規機能やアルツハイマー病との関連についての講義をしていただきます。多数のご来聴をお待ちしております。詳細はこちらです。

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東京大学大学院薬学系研究科 富田泰輔、樽谷愛理
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2018年10月19日

松田憲之博士は若年性パーキンソン病原因遺伝子であるParkinとPINK1の生化学的解析において世界をリードする研究者です。特に、ミトコンドリアの膜電位喪失時にPINK1がParkinとユビキチンをリン酸化し、これによりユビキチンリガーゼであるParkinが活性化されることを実証するなど、ミトコンドリアの品質管理と関連した先駆的な研究を展開されています。大学院生だけでなく、PI・若手研究者の聴講も歓迎いたします。詳細はこちらです。

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東京大学大学院薬学系研究科 富田泰輔、伊藤弦太
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2018年9月10日

Dr. Steinerはアルツハイマー病原因分子であるアミロイドβの産生酵素γセクレターゼの生化学的解析のトップランナーとして活躍されている研究者です。特にγセクレターゼが脂質二重膜内で加水分解を行うメカニズムについて、非天然アミノ酸とケミカルバイオロジーを駆使し、詳細な解析を進められています。今回、WFSBP2018で来日される機会に合わせて本学で講演をお願いしました。多数のご来聴をお待ちしております。詳細はこちらです。

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2018年6月22日

神経疾患治療薬としてSMAに対する世界初核酸医薬として承認されたNusinersen、アルツハイマー病治療薬候補である抗体医薬Aducanumabの開発を進めているSandrock博士(Biogen)にセミナーをお願いしました。大学院生だけでなく、神経疾患に対する新しい創薬アプローチに興味を持つPI・若手研究者の方々の多数のご参集をお待ちしております。なお本セミナーは大学院講義基礎薬科学特論IVの一部として行われ、続けて鳥居慎一客員教授による「抗体医薬・核酸医薬開発の最前線」(午後2-3時)も行われます。詳細はこちらです。

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東京大学大学院薬学系研究科 富田泰輔
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2017年10月2日

効果が大きく副作用の少ない抗がん薬を創りたい、使いたい---多くの人の昔からの願いです。しかし、実際の創薬には大きな困難が伴います。多大な労力や時間、資金が必要となるなど多くの課題が存在し、そもそも、「このようにすればいい抗がん剤を作ることができる」という明確な方法論が確立されていないのです。園下将大博士はこの問題を解決すべく、高効率で迅速な新規創薬基盤の開発に取り組んでいます。本セミナーでは、ショウジョウバエ遺伝学と創薬化学、計算機科学を融合したこの手法について伺う機会を設けました。既存薬よりも著しく高い抗がん効果を発揮するキナーゼ阻害薬の創出に成功した例を紹介いただき、創薬分野におけるこの手法の意義や応用の可能性なども議論できればと考えています。大学院生だけでなく、PI・若手研究者の方々の多数のご参集をお待ちしております。詳細はこちらです。

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東京大学大学院薬学系研究科 富田泰輔
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2017年9月28日

Dr. Sisodiaはアミロイドβ前駆体タンパク質の代謝解析(Sisodia et al., Science 1990)を皮切りとして、家族性アルツハイマー病原因遺伝子プレセニリンの機能解析(Thinakaran et al., Neuron 1996)、家族性遺伝子変異に基づくアミロイド斑蓄積モデルマウスの確立(Borchelt et al., 1997)、更には環境因子が神経幹細胞やアミロイド斑蓄積に与える影響(Lazarov et al., Cell 2005; Choi et al., Neuron 2008; Veeraraghavalu et al., PNAS 2013)など、アルツハイマー病に関する分子病態研究において常に先駆的な研究を進めている、世界的に著名な研究者です。今回、ご来日の際に最近精力的に解析されておられるマイクロバイオーム(腸内細菌叢)とアルツハイマー病病態に関わる研究成果(Minter et al., Sci Rep 2016)を伺う機会を設けました。大学院生だけでなく、PI・若手研究者の方々の多数のご参集をお待ちしております。詳細はこちらです。

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2017年7月27日

山崎博士は、米国イェール大学においてシナプス伝達の分野で世界をリードする研究を展開している富田進教授のもと、抑制性シナプス伝達を制御する分子メカニズムの解明を目指し研究を行っています。最近の研究において、山崎博士は抑制性シナプス伝達を担うGABAA受容体が脳において巨大なタンパク質複合体を形成していることを見出し、その形成に必須な新奇GABAA受容体結合因子を同定しました。さらにGARLHと名付けたこの分子がGABAA受容体を介した抑制性シナプス伝達に重要な役割を持つことを明らかにしました。そこでGARLHを同定するに至ったユニークな生化学的アプローチと、新たに明らかとなったシナプス伝達を制御する分子メカニズムについてご紹介いただく機会を設けました。大学院生だけでなく、PI・若手研究者の方々の多数のご参集をお待ちしております。なお本セミナーは生理化学教室との共催です。詳細はこちらです。

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東京大学大学院薬学系研究科 富田泰輔
tel 03-5841-4868 (内24868) email: taisuke{at}mol.f.u-tokyo.ac.jp

2016年10月7日

樋口博士は、アルツハイマー病の病態イメージング研究において世界をリードされる第一人者です。博士の疾患モデル動物からヒトまで応用可能なイメージングプローブの開発および、そのプローブを利用した分子イメージングの成果は、病態形成メカニズムの解明を目指す基礎研究の面だけでなく、診断・治療を目指す臨床研究の面においても広く注目されています。 最近では、アルツハイマー病脳などにおいて異常に蓄積するタウタンパク質のイメージングを世界で初めて可能にし、塚原仲晃記念賞を受賞されるなど、輝かしい業績を挙げておられます。このたび大学院講義「医療薬学特論」におきまして、博士のこのような目覚ましい研究成果をわかりやすく解説していただくとともに、最新の研究内容についてもご紹介いただく機会を設けました。大学院生だけでなく、PI・若手研究者の方々の多数のご参集をお待ちしております。詳細はこちらです。

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東京大学大学院薬学系研究科 富田泰輔、堀由起子
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2016年9月30日

Heuser博士は1970年代に世界で初めて神経細胞が開口放出する瞬間の構造を電子顕微鏡で捉えることに成功しました。現在は京都大学iCeMSグループリーダーとして、日米を往復しながらのご多忙な研究生活を続けておられます。今回は大学院講義「医療薬学特論」の場を借りて最新の研究内容についてもご紹介いただく機会を設けました。大学院生だけでなく、PI・若手研究者の方々の多数のご参集をお待ちしております。詳細はこちらです。

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東京大学大学院薬学系研究科 富田泰輔、高鳥翔
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2016年3月9日

タンパク質間相互作用(PPI)は細胞内のシグナル伝達ネットワークの必須要素です。In vitro で PPI をモニタリングする方法は数多くありますが、細胞内で検出する方法はそれほど多くありません。プロメガは NanoLucRルシフェラーゼをベースにした2つのサブユニットシステムで細胞内でのPPI 検出を可能にするNanoLucR 2分子テクノロジー(NanoBiT:NanoLucR Binary Technology)を開発しました。Large BiT(LgBiT;18 kDa)およびSmall BiT(SmBiT; 11アミノ酸ペプチド)のサブユニットをそれぞれ標的タンパク質との融合体として発現させ、PPI が起こるとサブユニットの相補性が促進され発光酵素として明るい光を生じます。多くのスプリット系とは対照的に LgBiT:SmBiT の相互作用は可逆的でタンパク質間の迅速な解離も検出することができました。本セミナーでは 、以前よりSplit-luciferaseを用いた実験をされている橋本唯史先生をお招きしご講演頂きます。その後にNanoBiTテクノロジーの特長、PPI解析への応用例、またNanoBERTとの違いについてご紹介致します。

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2015年9月30日

Dr. Goldeは世界に先駆けてアミロイドβタンパク質の分子細胞生物学研究を報告し(Neuron 1990、Science 1992)、その後も精力的に研究を展開されています。現在は同時に、University of FloridaにおいてCTRNDのdirectorとして、様々な神経変性疾患の研究を統括されています。今回ご来日の機会に最新の成果をうかがう機会を設けました。多数のご参集をお待ちしております。詳細はこちらです。

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2015年5月29日

Dr. VooijsはMaastricht大学においてNotchシグナルや低酸素環境とがん細胞の増殖について精力的に研究されておられます。今回ご来日の機会に最新の成果をうかがう機会を設けました。多数のご参集をお待ちしております。詳細はこちらです。

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2015年2月16日

川辺浩志先生はマックスプランク研究所においてグループリーダーとして、タンパク質分解によって制御される生物現象、特にNedd4ファミリーE3ユビキチンリガーゼの研究を精力的に進められています。今回ご帰国の機会に最新の成果をうかがう機会を設けました。多数のご参集をお待ちしております。詳細はこちらです。

参考文献:
Neuron 65: 358-372, 2010
Nat. Rev. Neurosci. 12: 251-268, 2011
Proc. Natl. Acad. Sci. USA. 111: 13205-13210, 2014

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東京大学大学院薬学系研究科 富田泰輔
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2015年7月18日

池津庸哉先生は東京大学医学部を卒業後、米国でアルツハイマー病研究に専念され、現在ボストン大学医学部教授として、ミクログリアやタウに関連した疾患メカニズム研究をリードされています。今回ご帰国の機会に最新の成果をうかがう機会を設けました。多数のご参集をお待ちしております。

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東京大学大学院医学系研究科 岩坪威
tel 03-5841-3541 (内23541) email: iwatsubo{at}m.u-tokyo.ac.jp

機能病態学教室プロトコール

2017年12月15日